心に響いた言葉

テレビ番組をあまり気にして観たことがあまりなかったのですが

ダウンタウンの松本さんと中居さんの番組で

甲本ヒロトさんがゲストで出演されていたのを

何となく面白そうだなあ。と思って観ていました

甲本さんの音楽は 学生時代によく聴いていました

とびきりのファンだった訳ではなっかったですが

歌詞をよく聞き込んだ思い出があります

あまりテレビに出演されることはないそうで

貴重な映像なのかしら?と思いながら

面白おかしく繰り広げられるトークに

釘付けになって観ておりました

甲本さんのこれからの夢は何ですか?

の質問に対して

よく聞かれるんだけどね と…

以下言葉はうる覚えなんですが…

みんなさ、有名になってお金持ちになりたいとかいうでしょ?

それってさ、夢が2つあるんだよね

有名になるって事と

お金持ちになるって事

僕はさ バンドがやりたいってのが夢だったの

だから夢は今でもずーっと叶ってるんだよ

といってみえました

サラッと言われたその言葉に

強烈に胸を打たれてしまいました

今 お店を始めて4年目です

優しいお客様に支えられて何とか3年がまるっと過ぎました

お店を始めた時は無我夢中で

やりたい気持ちだけで走っていました

そんな時期があったから 今があるのだとは思います

お店を開きたいと

何十年も想い続けて

毎日出来ることを少しずつ準備してきました

そして お店のオープン

夢が叶った時

たくさんのお花に囲まれて

幸せなのと これからのプレッシャーと

いろんな感情がありました

とにかく前をみようと自分に言い聞かせたりして

お店に立っていたのを思い出します

そして4年目

何となく

次の目標みたいなものをぼんやり考える自分もいたりして…

小さなドリーマーな私は何か向かうものが欲しかったりします

でも 実際 今の私には体力がなくて

思考も行動も前のようには出来なくて…

ジレンマを感じながら 日々過ごしていました

そんな時の甲本さんの言葉にジーンとしてしまいました

腹にすとんと落ちた言葉でした

必要な時に必要な言葉が聞けるようになっているのですね

ありがたいと思います

これからも

美味しいと言ってもらえる料理を

喜んで帰っていただける空間を

提供していきたいと思います

毎日できる事をコツコツと自分らしくやっていきます

シフォンケーキ

今までシフォンケーキを何回焼いてきたかしら?

なかなか上手く焼けなくて

何度も失敗しました

長男が保育園の頃だったから

もうかれこれ20年くらい前に初めて型を買ったような?

上手く焼けていないケーキでも

家族は喜んで食べてくれて…

一番喜んで食べてくれたのは今は亡き父でした

そのうち

自分で焼きたくなったらしく

レシピを教えてくれと言い出し

何回も何回も焼いて

自分流のアレンジを入れて楽しんでいました

私の友達が来ている時に

ちょっと食べてくれと

差し入れしてくれたりもしました

最近ふと思い出したりしているのですが

そう言えば父は欲しい物を何でもすぐに買ってくる人で

ある時 サイフォン式珈琲メーカーを買ってきて

どや顔で珈琲を入れてくれたりもしました

行きつけの喫茶店に無理やり連れて行かれたり…

もしかしたら

父も喫茶店がやりたかったのかしら?

なんて思う事もあります

私が「自宅カフェをやりたい」と考えていたのはずっと前からでしたが

本格的に動き出した時には

父はもう他界していました

自宅カフェをやることに誰一人応援者はいない状況のなかで

何かの力で開業の方へ導かれて行ったのは

強い思いと父が応援してくれたのかもしれないです

本当に不可能な状況でしたから…

父が元気であれば

間違いなくお店に立っていただろうなあ

今お店で焼いているシフォンケーキの型は

娘が誕生日に買ってくれた大事な型で

形も大きさも材質もお気に入りです

今では水分量など自分流で配合しても焼けるようになりました

私の焼くシフォンケーキは卵白も卵黄も同量です

卵白が多いシフォンよりずっしりしっとりで美味しい気がします

美味しいと言って食べてもらえるかぎり

これからもシフォンケーキを焼き続けるのだろうな

私はそう言ってもらえる事が本当に幸せなのです

あずきを煮る

小豆を煮る時は

「今日は出掛けないぞ」と決めている時や

夕食が終わってもまだ元気がある時

どちらにしても

たっぷりと時間が確保出来ている時です 

粒の揃った小豆を水に浸けて優しく洗う

美味しくなってねー

とおまじない 

これが大事なのです

そこで一呼吸あるのが良いんだなーと思います

慌ただしく時間を過ごす事が多いですが

気持ちが落ち着いていない時の料理は

少し残念なものになります

何にでも置き換えられると思いますが

急いでやることには

それなりの結果になるような経験が多いです

まあ、豆は急いで煮ることは出来ないですから

コトコトゆっくり時間をかけて

柔らかくなるのを待ちます

鍋の中のぎゅうぎゅうに煮詰まった小豆は可愛くみえます

小豆に甘みをつける時の味は甘すぎないのが私の好みですが

それは人それぞれ

家族でも意見はいろいろです

家庭料理は作る人の好みになってしまうものです

それで良いのです

私好みの味は

甘さは少し控えめにして

最後に塩で甘みを引き出すのが好きです

缶詰のあんこは甘すぎてちょっと苦手なのですが

あれぐらいの甘さが一般的に受け入れられるんだろうなあ

そう考えるとお店に出す時の味付けは本当に難しくて悩みます

自分が美味しいと思った味を

お店でお客様にお出しして

その味を気に入って頂けた時

お客様が価値をつけて下さるのだなあと思います

だからこそ手は抜けないし

自分を信じるしかないんですよね

たかが小豆でも奥が深いなあ…

奥が深いついでにもう一つ

小豆の栄養価は高くて 薬膳の食材とされています

食物繊維が豊富で 肌荒れや便秘にも有効です

梅雨時期など新陳代謝が悪くなる時 むくみの解消に良いのです

余分な熱をとって毒素を分解してうみを出すので

吹き出物や腫れ物に良いと言われています

小豆粥なんて美味しいですよねー

お腹が空いてきましたー

包むこと

毎日お弁当を布巾で包むのですが

その作業が一番好きです

今日も一日気をつけてね

そんな気持ちで包んでいるような気がします

「包む」

「つつむ」

「つつみこむ」

とても優しい良い響き

お弁当を包むのはだから好きなのかも

歳を重ねるにつれ

イライラする事も少なくなりました

気持ちをコントロールする事が上手くなったのかもしれないです

私の座右の銘は

平常心

そう決めたのは子育て真っ最中の頃だったかな

同居している母とぶつかり

怒りの言葉を口から出した時

心底疲れてしまった事がありまして…

怒るということはなんて疲れる事なんだろう

と思いました

それも良い勉強となったのですが

平常心が一番だと気付きました

平常心でいる事と包容力

どこか繋がっているような気がします

柔らかく大きく相手を包み込む

そんな人間になりたい

なんて

相田みつおさんのような事を言ってみるのでした

つつみこむって言葉には

大事にされているような安心感があるんだよな

そんな事を思いました

便り

独身の頃からのお友達からはがきが届きました

昔の会社の同僚で同い年

とは言っても、所属が同じ訳でもなく

接点が何だったのかなあ?

全く覚えてはいなくて

会社勤めしていた頃も、頻繁に交友していた訳でもないような?

それでも、なぜか気が合って

会えばずっと話ていられるお友達

なので会社をお互い退社しても

年に一回程度だったり、三年ぶりだったり

そんな感じで会ってもブランクがなくて楽しい子

その理由は多分

良い意味で、お互い独り上手だから

そのお友達は全国どこでも一人でぷらっと軽く動ける子で

自分があるのです

ファッションも良いものをずっと長く着ていて

ワンポイントに新しいものを取り入れる感じ

ネイルも良い色のチョイス

アクセサリーがまた良い

一言で言えば美的センスの持ち主の素敵な子

魅力のある子

私にないものをたくさん持っていています

因みに私も独り好きです

一人回転寿司はさすがに引かれました 笑

その子最近の合言葉は

「定例会はいつにする?」

それだけで気持ちが通じるような気がします

今はメールやラインでコミニュケーションはすぐにとれる時代ですが

時折くれる葉書の便りが

何とも嬉しくて

心の支えになるような気がします

長い文章が書かれている訳でもないけれど

メールやラインでは感じない

温かみが伝わります

「手間をかける」

これが温かいのだと思います

「時短」は

忙しい毎日には必要な事ですが

何か寂しいような満たされないような

そんな気がするのです

コロナで思いがけず時間に余白ができ

ゆっくり流れる時を過ごし

すごく気持ちが落ち着きました

もちろん

経済的な不安もなくは無いですが

ゆっくり過ごす幸せを感じられた時でした

ゆっくり過ごす事は

私の求めていた事だったんですね

それが分かったからこそ

手間のかかったお便りは嬉しいのです

いつもありがとう

この葉書もまた可愛いわあ